債務整理と借金の返済一本化は違います。
借金の返済一本化はCMなんかでもよく流れているので有名ですよね。
複数の金融機関から借金のある人が金利の低い金融機関から借り入れをし、一括でその他の金融機関への返済を完了。
そのあとは、ひとつの金融機関への返済を続けるというもの。
最終的に借り入れをする金融機関の利息が高くなければ借金が日増しに膨らんでいくことがなく正当な形で借金を返済していくことができます。
しかし債務整理と違う点は、借金の減額はなされないこと。
そして初期に借入れてきた金融機関に余計に支払っていた利息分は返ってこないということです。
しかし今債務整理の言葉だけが先行しているためこの借金の返済一本化と混同している人も少なくありません。
もちろん返済は多重債務状態より、ずっと楽になりますが債務整理の処置をとるべきなのか、返済を一本化するべきなのか専門家とよく話し合った上で決めたほうが良さそうです。

また返済の一本化名目で、詐欺を行っている場合もありますので軽はずみに決めず、よく検討した上で自分に合った返済方法を決めるべきです。
借金に困っている人の心理状態を利用して詐欺を働く人は多いのです。
十分注意しましょうね。
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